タンタルについて

タンタルは青みがかった灰色の金属で、柔軟性と延性があり、融点の高いのが特徴です。耐薬品性に優れ、高い静電容量を持ちます。特にエレクトロニクス産業、航空宇宙産業の様々な用途に最適な物理的性質を備えています。

タンタルは、1802年にアンデシュ・グスタフ・エーケベリによって発見されました。タンタルという名前はギリシャ神話のタンタロスに由来しています。

タンタルの用途は、1940年代のエレクトロニクスの飛躍的な進歩と共に劇的に拡大しました。かつてタンタルは錫の副産物として抽出されていたため、1990年代までは錫鉱石がタンタルの主な原料でした。1990年代までに、タンタルの主原料は世界の様々な地域のタンタル鉱石から抽出されるようになりました。

1990年代後半に消費者向けエレクトロニクス市場が急成長を遂げ、コンデンサの需要の需要が高まり、それと共にタンタルの消費も大幅に増加しました。

2008年の世界経済危機の影響でタンタル市場は大幅に下落しましたが、消費者向けエレクトロニクス市場と航空宇宙産業の成長と、タンタルの備蓄量の減少に伴って回復しています。

グローバルアドバンストメタル社を含むサプライチェーンの様々な企業が、EICCを介して世界的な協調行動を取り、紛争関連の素材を排除する様々な対策を講じています。これにより、持続可能で倫理的な 供給源に由来することが確認されたタンタル製品の需要は高まっています。

propertiesoftantalum_Japanese

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