最終用途

コンデンサ
タンタルの年間消費量の約半分は、エレクトロニクス産業において、主にコンデンサ用のパウダーやワイヤーとして使用されています。市場での小型化が進める中、タンタルコンデンサは通信機器、データストレージ、埋め込み医療機器といった省スペースと高性能が要求される用途に選ばれています。

合金用添加剤
タンタルの用途として二番目に多いのは合金用添加剤です。融点が高く、耐食性に優れたタンタルは、合金化に最適です。タンタルは、主に飛行機のエンジンのタービン翼や陸上のガスタービンに使用されるニッケル基超合金に使われています。

スパッタリングターゲット
タンタルは最先端の半導体の製造にも欠かせない成分です。物理的蒸着(PVD)加工を使って、タンタルを半導体の回路基板に「スパッタ」すると、薄膜拡散バリア層が形成され、銅相互接続を保護することができます。タンタルはスパッタリングターゲットとして、磁気記憶媒体、インクジェットプリンターのヘッド、フラットパネルディスプレイなど、その他の様々な製品に使用されています。

化学処理装置
タンタルの優れた耐食性と耐熱性は、化学・製薬産業で使用される容器、パイプ、バルブ、熱交換器のライナーの素材として最適です。

その他の用途
タンタルはその他にも、強度、延性、靱性、耐食性、熱伝導率、高融点が要求される幅広い用途に用いられています。

  • 砲弾類
  • 外科用インプラント材料・縫合材料
  • 切削工具用超硬合金
  • 光学用およびSAW(表面弾性波)フィルタ用のタンタル化合物
  • microchips
  • semiconductor
  • jet engine